「アイムクレイジー」「とってもゴースト」などで活躍する俳優・歌手の古舘佑太郎が、生活のために疲弊する現代の若者を演じた中編作品。 日中は会社勤めをし、仕事が終わって短い睡眠をとった後、夜中の工場勤務に出かけるという生活を送る若者が、大人たちから怒鳴られ、疲労し、さまざまな欲求や睡眠不足に襲われる混沌とした日々の中でも、希望を見いだしていく。 脚本は、東京のアンダーグラウンドを描いた短編「10年、渋谷をさ迷って A decade of roaming」も手がけた東東(とうとう)。監督は、主にバラエティ番組を手がけている映像ディレクターの菱田啓介。主演の古舘は、主題歌も担当した。共演にモデル・俳優として活躍する中田圭祐、「天上の花」「生きててよかった」の鎌滝恵利、「線は、僕を描く」の井上想良とフレッシュな顔ぶれがそろう。